2024/04/08 00:00
今日は、二十四節気の「穀雨」について、季節や体調、漢方のお話を交えてお話ししたいと思います。
穀雨は、毎年4月20日〜5月5日頃までの期間を指します。「雨が降って百穀が生長する頃」という意味で名付けられました。穀雨の頃になると、田植えの準備が始まります。春の陽気を受けて、田畑は緑で覆い尽くされます。
穀雨の体調
穀雨は、湿度が高くなり、気温も上がり始める時期です。そのため、体調を崩しやすい人もいます。 穀雨の頃によく見られる体調不良としては、以下のようなものがあります。
- 風邪
- 咳
- 喉の痛み
- 肌荒れ
- 胃腸の不調
- 倦怠感
- ストレス
これらの体調不良は、湿度や気温の変化による体の疲労、ストレスなどによって引き起こされます。
穀雨の漢方
穀雨の体調不良を予防・改善するためには、以下のことに注意するとよいでしょう。
- 十分な睡眠をとる。
- 栄養バランスの良い食事を摂る。
- 水分をこまめに補給する。
- 適度な運動をする。
- ストレスを溜めないようにする。
また、漢方薬を活用するのも一つの方法です。漢方薬には、体調不良の原因となる「邪気」を排除したり、体調を整えたりする働きがあります。
穀雨の頃によく見られる体調不良には、以下の漢方薬がよく用いられます。
- 風邪:葛根湯、麻黄湯、小柴胡湯
- 咳:麦門冬湯、陳皮茯苓湯、杏仁咳止め湯
- 喉の痛み:金銀花喉嚨散、桔梗湯
- 肌荒れ:当帰芍薬散、荊芥連翹湯、四物湯
- 胃腸の不調:五苓散、六君子湯、人参湯
- 倦怠感:黄耆建中湯、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散
- ストレス:加味逍遥散、柴胡加竜骨牡蛎湯、酸棗仁湯
漢方薬は、自分の体調や症状に合わせて、薬剤師に相談して選ぶことをおすすめします。
穀雨の養生
穀雨は、心身の健康を整えることが大切です。以下に、穀雨の養生法をご紹介します。
- 軽い運動をする。
- 新鮮な野菜や果物を食べる。
- 十分な睡眠をとる。
- ストレスを溜めないようにする。
- アロマテラピーやヨガなど、リラックスできる方法を取り入れる。
これらの養生法を実践して、健やかに過ごしましょう。
まとめ
穀雨は、田植えの準備、心身の健康を整える季節です。体調管理に気を配りながら、春の陽気を満喫しましょう。
漢方薬は、穀雨の体調不良を予防・改善するのに役立ちます。自分の体調や症状に合わせて、薬剤師に相談して選ぶことをおすすめします。
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